ねりま減災どっとこむ

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サイトのご案内とごあいさつ

こちらは、ねりま減災どっとこむです。ようこそいらっしゃいました

 皆さま、ようこそいらっしゃいました。
 ねりま減災どっとこむ(www.nerima-gensai.com)は、練馬区との協定に基づき、区内の地震、風水害、火災、事故その他の災害に対する区民の防災・減災活動への支援を目的として設置・運営されています。「減災」とは、災害による被害を少しでも軽減することをいいます。「防災」は文字どおり災いを防ぐことですが、特に想像を超えた大きな災害に見舞われると、その被害を完璧に防ぐことは難しいということから、「減災」という言葉をタイトルにさせていただいています。

 ところで、その災害ですが、その地域で起こりうる災害の種類は、だいたい地域の特性によって決まっています。練馬区で、特に心配されている大きな災害は主に2つ。地震をきっかけとした大災害と、局地的な集中豪雨による都市型水害です。水害は、河川の堤防が決壊するといった外水による水害ではなく、雨水が流れていく場所がなくなってたまる内水による水害です。

 まず、地震についてですが、近年、地震に関する研究が進み、地震のメカニズムのかなりの部分が解明されてきました。皆さまに知っていていただきたい点は2つです。1つは、日本そのものが地球上で地震が多く起こる場所に位置しているということ、それからもう1つは、過去に大地震に見舞われた場所では、ある周期をもって地震が繰り返し起きるということです。それに代表されるのが、押し合いへし合いするプレートが直接、関係する東海地震、東南海、南海地震、宮城県沖地震といった主に太平洋で起きる「海溝型地震」と、日本のどこでも起きる可能性がある「直下型地震(比較的浅い地震)」です。
 練馬区を含む首都東京は、1923年、10万人もの死者を出した関東大震災以降、80年間もの間、大きな地震に見舞われていません。関東地方は、地下で複雑にプレートが重なりあっていることから地震の巣となっていて、関東大震災もそのために起きました。関東大震災の再来となる地震は、今世紀末とも言われていますが、すでに、M7クラスの直下型地震は、いつ起きてもおかしくない、という警戒すべき時期に入りました
 また、他の地域で起きる大地震に対しても、練馬区に全く影響がないとはいえません。東海道本線や中央自動車道の走る地域が大被害を受ける東海・東南海・南海地震は、間をおかずに続いて起きる可能性が高いことがわかっています。このようなことも含めて、日本全国で地震対策に追われているところです。
 一方、水害に関しては、地球的規模で大きな気候変動が見られることから、今後、世界中で局地的な豪雨や干ばつが起こると言われています。最近、日本でも水害に見舞われる地域が多いと感じられている方も多いと思いますが、練馬区でも2005年9月4日の集中豪雨で、多くの家屋が水に浸るといった被害があったばかりです。私たちは、このような水害がますます増えていく環境に置かれている、というわけです。

 これらのことを考えあわせますと、練馬区は、大地震や大水害が襲ってくるのが先か、私たちの減災に向けた備えが少しでも前進するかの競争のなかにあります。一人でも多くの皆さまが、減災に興味をもっていただき、地域において減災・防災活動に取り組んでいただけるようにお願いしたいところです。

 このサイトは、区民や、区に隣接する地域の皆さまが減災・防災に少しでも興味をもって取り組んでいただくきっかけを提供したり、すでに防災・減災に取り組んでいらっしゃる皆さまのサポートできるよう、情報を整理・発信していきたいと思っています。
 ご参考までに、最低限そろえていきたい項目を以下にあげておきます。基本的にはこれに沿いまして、随時、内容を充実させていくつもりです。
 >>ホームページの具体的な項目の一覧(案)はこちらから

 また、本サイトの内容充実のためには、すでに防災の活動に係わっている皆さまのご協力がぜひとも必要です。たとえば、東京都や東京消防庁、警視庁などの公的機関におかれましては、地域における防災関連のイベントや講習会、各種強化週間の情報などについて、ぜひご提供をお願いしたいところですし、その他の防災関係機関や、地域をサポートする各種団体におかれましては、皆さま方のご活動やイベントの情報をご提供いただきたいと願っています。皆さまと情報を共有と広い連係が地域の防災力を上げる一歩となります。

 このサイトは、防災課と十分、協議のうえ、慎重に進めていきます。ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽に、防災課もしくはこのサイトの管理運営者にお問い合わせください。

 なお、掲示板、メールマガジンの基本的な個人情報に関しては、「個人情報の考え方」を、著作権、リンクについては「著作権とリンク」をご覧ください。

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